皆様、遅くなりましたが新年明けましておめでとうございます。神主H

でございます。
今回は今年の暦についてお話いたします

皆様は暦についてどれぐらいご存知でしょうか。
世間に広く伝わっている暦は、干支や六曜(大安など)、二十四節気(立春など)等があげられますが、十干という暦をご存知でしょうか?
今年のカレンダーを購入された方、表紙に『壬辰』という文字が書かれていませんでしたか?それは十干十二支という種類の暦で、『壬辰(みずのえのたつ)』と読みます。ポピュラーな暦ですので、ご存知だった方も多いとは思います。
さて、ではこの『壬辰(みずのえのたつ)』、どのような意味がこめられているか。今回はその御話を致します。
『壬』は糸巻きに糸を巻いた形とも、たたき台(工具。金属を打ち据えて物を作る為の台)の形ともいわれます。どちらも何かを作り出す道具です。
この『壬』から『任・妊』という漢字が派生します。
これらの漢字、
・荷物を抱える。になう(⇒責任
・生命を育む(⇒妊娠
という意味があります。
『辰(たつ)』は龍のことではありますが、火を消す役割がございます。後始末ということですね。
そしてこの『辰』、動くという意味がございます。
この『辰』から『娠・振』という漢字が派生します。あまり喜ばしいことではなく、お気付きとも思われますが『震』という意味もございます。
これらの漢字、
・生命を育む(身ごもった子が動く)
・ふるえる



以上が『壬辰(みずのえのたつ)』のデータです。暦というのは占いではなく、昔から積み重ねてきたデータ集のようなものです。なぜ占いと勘違いされるのかと言うと、上のデータの解釈が人それぞれ微妙に変わってしまうからでしょう。
上のデータを参考にして、私見ではありますがまとめをすると、
平成二十四年は、『人々が重荷を背負い、責任を持って後始末をする年』です。
いくら荷物が重くても、おろしてはいけません。誰か一人でも荷物をおろしてしまうと、状況は何も変わらなくなってしまいます。
『人が二人+壬』で巫という漢字になります。人が二人というのは男女を表すのですが、男女が集まると生命が生まれます。生命を育み、魂を動かさないと、その魂は育ちません。
荷物をおろすということは、魂を育むという行為をも放棄することになってしまいます。
今年は今まで以上に大変な年ではあります。苦労することも多いでしょう。ですが、今よりも良い状態にする為の苦労であるのなら、頑張らないといけませんね。
生半可なことではございませんが。
『辰』には大火(さそり座)という意味もございます。近頃は乾燥しているので、皆様火の元には十分ご注意下さい。
posted by 亀有香取神社 at 14:05|
神主日記
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