タイトルにございますように「こち亀」で有名な葛飾区亀有に鎮座する香取神社の公式ブログです。
我々ではホームページを更新できませんので、
このブログにて亀有香取神社の日々のちょっとした出来事、
細かなご報告ご案内等を更新していきたいと思います。
たまに神主や巫女の私事も書く事がございますが、
そこはもっと我々神主巫女をみじかに感じて頂きたく、何卒ご理解下さいませ。
現在は神主5人、巫女2人、事務方2人の8人体制でランダムに更新しております。


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2013年03月30日

人生のまつり


気温がじわじわと上がってまいりました。
そんな中、冬の感覚で沢山着込み、ホウキを握って掃き掃除をしていると汗をかく春到来。

こんにちは、けんたろーです。


掃き掃除など境内に居ると、参拝者とお話をする機会が多々あります。
参拝者の中には当神社で家払いをして、神前結婚式をして、安産祈願をして、初宮詣(お宮参り)をして…
人生のまつりを亀有香取神社でされる方がいらっしゃいます。
平成24年度最後の3月も間もなく過ぎようとしております。

新しい年度に入る前に、皆様がこれまで経験してきた人生のまつりに込められた願いなどを見つめなおしてみてはいかがでしょうか。


幼いころ、晴着(はれぎ)に身をつつみ、ご両親に手をひかれて七五三参りに出かけたことを覚えていますか。
当時のことをはっきりと記憶しているわけではないけれど、ちとせ飴の袋をちょっと引きずって、鳥居の前で、社殿の前で、社殿の神前の前で撮った写真をアルバムの中に見つけては、「こんなこともあったんだ」と思い出す、子供の頃の大切な思い出です。
そこに、笑顔で写っている若い両親。両親のあの時の喜びがわかりかけてきたような気がします。
我が子が無事に育ちますように、と祈る心は自然の感情です。子育てほど苦労のしがいのあるものはない、とよく言われるそんな親心が、わが国では安産祈願や初宮詣(お宮参り)、七五三参りなどに代表される人生儀礼として伝えられてきました。
親の深い愛情に育まれて成人し、結婚。そこに新しい家庭が生まれます。そして私たちは子をもって初めて、本当の親の有り難さを知ることになります。そんな私たちでも、親にとってみればまだ子供。わが子を愛しく思うのと、まったく同じ慈しみに溢れたまなざしが、私たちにも注がれているのです。
こうした日々の営みの中で、お互いの無事を願い、喜びをわかち合う人生節々のまつりは、私たちにあらためて、親子の絆と生命のつながりを実感させてくれます。


以前からアップしている神社作法に続きまして今後も記事を書いていきます。



かしこみかしこみ。

posted by 香取神社 at 09:37| 神主日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月26日

第10回・古事記B〜メジャーな神様

こんにちは、神主のすおうです
本日も古事記の現代語訳を進めていきます。
前回は禊祓と三貴神のお話でしたので、今回は一番知られている神様誕生のお話です。
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そして左の御目を洗った時に、天照大御神(アマテラスオオミカミ)
右の御目を洗った時に、月読(ツクヨミ)命
鼻を洗った時に、建速須佐之男(タケハヤスサノヲ)命が生まれました。

・上記のヤツマガツヒ神から、ハヤスサノヲ命までの十柱の神は、御身体を洗い清めることによって、成り出でた神です。

このとき、イザナギ命はとても喜んで、
「私は子を次々に生んで、最後に三柱の貴い子を得た」と言いました。
そして御首飾りの玉の緒を、天照大御神に授け、「あなたは高天原をお治めなさい」と託した。

・御首飾りの珠の名は御倉板挙(ミクラタナ)神といいます。

月読命には、「あなたは夜の世界をお治めなさい」と、
須佐之男命には、「あなたは海原をお治めなさい」と託した。

・この三柱の神様はとてもメジャーな神様です。
天照大御神といえば「伊勢神宮」です。今年平成25年は第62回の式年遷宮が予定されております。
ちなみに、「伊勢神宮」の正式名称は「神宮」といいます。

※古事記の現代語訳と銘打ってはいますが、『古事記』は様々な解釈・考察がなされている作品です。このブログでご紹介するお話はあくまでも一説でございます。
posted by 香取神社 at 14:07| 日本の神話 ―古事記編― | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月12日

御伽草子 −鉢かづきー(弐)

とても風が強く境内は砂塵が勢いよく舞っています。
しかし暖かい…

こんにちは、けんたろーです。


前回「鉢かづき」の続きです。

鉢かづき

幸せな家に生まれた美しい娘が、母の死で不幸な身の上になり、観音への信仰に根ざす母のある思いによって、頭を鉢で覆われた姿とされたため、物語の中で「鉢かづき」と呼ばれることになりました。彼女がその悲しみに沈んで歌を詠むところまでが前回でした。




――――――その後のなり行きが以下となります―――――――――



鉢かづきを召使い、湯屋の仕事をさせた中将には息子が四人いました。上の三人はすでに妻を持っていましたが、末の子は独身でした。宰相の身分ですが、まだ部屋住みなので、「御曹司」と呼ばれていました。光源氏(ひかるげんじ)や在原業平(ありわらのなりひら)に例えられるほどの美男子です。ある日彼はひとり遅れて湯殿に入り、世話をしてくれる鉢かづきの声や手足の美しさに惹かれて背中を流させました。そして、鉢かづきの魅力を感じとって恋に落ちます。〈自分の住む河内の国はもとより、去年出掛けた都でも見たことのないほどだ〉。そのように思って御曹司は鉢かづきを口説き、変わらぬ愛を誓って、二人は結ばれます。もちろん、鉢かづきも御曹司に惹かれたのです。
 御曹司は、鉢かづきには他の男との仲もあるかもしれないとふと思って尋ねると、鉢かづきは、そのような相手はないものの、亡くなってしまった母の事が心に掛かっていると答えます。そのあわれな答えに対して御曹司は、鉢かづきの悲しみに同情している自分も孤独で寂しい身であり、こういう自分たち二人が結ばれたのは縁があってのことだから、これからも思いは変わらないと約束します。鉢かづきはそれでも不安が消えず、むしろ、〈もしも別れなければならなくなったらどうしよう〉と、その時の悲しみを思い描き、ますます悩みますが、御曹司は励まし、その後、夜はもとより、時には昼も通ってきて、寂しい時の慰めにと柘植(つげ)の枕と横笛を置いていきました。
 その時鉢かづきは、自分の姿を恥ずかしく思って泣くばかりでしたが、そのあわれな様子がまたかわいらしく、はっきり顔が見えないのに、なぜこのように心惹かれるのかと不思議で、何とか鉢を取り除いて、鉢かづきの顔を見て美しさを確かめたいという思いが強くなるばかりでした。
 二人はそれぞれ、共に過ごすことを願い、ひとりでいる辛さがつのって行きますが、ある明け方、早い時間に湯を沸かすようにと言われて火を焚きながら、煙が御曹司のいる方向になびいていくのを見て、鉢かづきは歌を口ずさみます。「苦しきは折りたく柴の夕煙恋しき方へなどなびくらん」(苦しい思いで柴を折って焚き、煙が恋しい人の方になびいていくのはなぜだろう。煙が私の気持ちに添っているのか)
 湯殿の管理をしている男がそれを聞いて、〈この屋敷にいるどの女よりも鉢かづきは慕わしいが、あの異常な頭の女と親しくなれば、人にも笑われ、自分としても恥ずかしい〉などと思いました。とても、もっともなことです。
 ある春の夕暮れ、鉢かづきが御曹司のおとずれを待ちながら、恋しい思いを歌っていると近くにいた御曹司はそれを聞いて、歌で返事をします。これでお互いに思いが強くなった二人はさらに契りを深めます。こんな事が重なり、二人の仲は広く人に知られてしまいました。誰もが二人の仲にあきれ、非難しましたが、特に御曹司の母親がこれを案じて、乳母に事実かどうか調べさせます。乳母は、早速御曹司に会って、「もしも噂が本当ならば、父上がそれを聞きつける前に鉢かづきを追い出せと母上が仰っています」と伝えますと、御曹司は「そう言われるのはかねてからの覚悟していた。自分たちが結ばれたのはそれなりの運命によるものだから、それに従って自分たちは一緒になる。その為に命を失う事になっても、鉢かづきの為ならば、惜しくない。もし彼女と一緒に追い出されるなら、どこに行く事になっても構わない」と言い切って、自分の住んでいた部屋から、湯殿に近い所にある小屋に入ってしまいました。湯を沸かすのに用いる柴を積み重ねて入れておく粗末な小屋ですが、御曹司は少しもためらいませんでした。
 それまでは、人目を気にしていましたが、乳母と会って自分の思いを述べてからは、御曹司は、一日中、鉢かづきとともに過ごすようになりました。それを怒った兄たちが「自分たちがいる所に入らせない」と言いますが、困る様子もなく、ますます御曹司は人目を気にせず、鉢かづきのいる所に通ってくるのでした。
 


 惹かれあった男女を周りが引き離そうとするのは、いつの世も難しく、そうすればするほど、愛し合った者の絆は強くなるものですが、この場合もその一つです。しかし、美しい人ではありますが、鉢かづきは頭に鉢を被っているので、それが解決しなければ、二人が幸せになれるかどうかが解りません。貴族の子である御曹司が、鉢かづきへの愛情だけで無事に生きていけるはずもなさそうです。今後の二人の前にどのような運命が開けていくのでしょうか。
 さてさてまた次回へ―――――――――


(参考文献:社会法人論理研究所「新生四月号」)
posted by 香取神社 at 10:50| 神社所作と知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月11日

東日本大震災から

東日本大震災から本日で二年が経過しました。
当社では被災者の皆様方の哀悼の意を込め、また被災地の復興への願いを込め神前にて御奉告申し上げました。
改めて、犠牲者の方々のご冥福を深くお祈り申し上げます。
posted by 香取神社 at 14:58| 報告・諸問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月09日

第一回骨董市開催中です

先日告知させていただきました骨董市が早朝より開催中です。

__.JPG

朝5時にはお店を出しておりビックリいたしましたが、本来骨董市は早朝まだ日が明ける前より始まり、昼前後には終了ということが多かったみたいですね。

個人的には江戸時代の箪笥は気になりました(金額が。。)

当社は午後に参拝者が多くおいで下さることもあって、早朝より午後3時位までの開催を予定しております。

昨日に引き続きポカポカ陽気ですので、花粉黄砂対策をされて散歩や買い物ついでにのんびりと遊びに来てくださいね!


亀有香取神社骨董市

毎月第2土曜日(1月、2月、9月、10月、11月は休み)

第一回開催 2013年3月9日(土曜日)
午前6時〜午後15時頃予定

一世紀、100年以上の経った手工芸品が神社に集います。
皆様お参りお待ちしております。

主催:株式会社骨董市(事務所) 03-5983-5101

posted by 香取神社 at 09:39| 報告・諸問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月05日

暮らしの中の神々

暖かくなってきたのではないでしょうか。

こんにちは、けんたろーです。

私たちにとって「神さまとはどういうご存在なのだろう」と考えたことはないでしょうか。

近くの神社にお参りすると、由緒書きがあって神社の歴史が記されています。
それを読むと神社によって御祭神が違う事に気づくはずです。
例えば、神話に登場する神様であったり、歴史上の人物であったり、郷土の偉人であったりと…。
また、山や岩などの自然物に神々のお働きを感じとり、それを崇めている場合もあります。
ビルの屋上や大都会のビルの谷間の小さな祠。そして何よりも家庭では神棚をおまつりして、家庭の中に神々の存在を身近に感じて生活をしています。
神まつりとは、祖先の恩に感謝し、そして日々「生かされている」事への感謝を捧げる祈りであり、日常生活の中に人が生活するうえでの道徳や、礼儀礼節の畏敬と感謝の心をも育む祖先の知恵でもあります。


日本人の暮らしの中に生き続けている神棚まつりという伝統文化を、日本人の総氏神と称される「神宮大麻(じんぐうたいま)」と、地域の守護神である「氏神様(うじがみさま)」の奉斎を通じて、守り伝えていきたいものです。


天照 香取 竈土神札.JPG

簡単に参考までに
右:天照皇大神宮(アマテラス)
中:香取神社(氏神様)
左:竈土大神(台所、火の元の神様)


posted by 香取神社 at 12:01| 神社所作と知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月01日

亀有香取神社骨董市


DSC_0478.JPG



〜亀有で新しい骨董市が始まります〜
毎月第2土曜日(1月、2月、9月、10月、11月は休み)

第一回開催 2013年3月9日(土曜日)
午前6時〜午後15時頃予定

一世紀、100年以上の経った手工芸品が神社に集います。
皆様お参りお待ちしております。


主催:株式会社骨董市(事務所) 03-5983-5101

posted by 香取神社 at 09:18| 報告・諸問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする