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2015年08月19日

古事記〜猿田彦神と天宇受賣命

こんにちは、神主のすおうです
本日も古事記の現代語訳を進めていきます。
前回は天孫降臨Aのお話でしたので、今回は猿田彦神と天宇受賣命のお話です。
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さてそこで、邇邇芸(ニニギ)命天宇受売(アメノウズメ)命に、
「この先導の役に奉仕した猿田彦(サルタビコ)は、
そなたがお送りしなさい。
またその神の御名は、そなたが負って、天つ神の御子にお仕え申しなさい」と仰せられた。
こうして猿女君たちは、その猿田彦の男神の名を負うて、女を猿女君と呼ぶことになった。

・電撃結婚です。
・神話の流れからくる苗字は全国にいくつかありまして、最も栄えたのが「藤原氏」です。この「猿女(さるめ)」という苗字も神話の流れを汲んでおりまして、全国に10人前後しかいらっしゃらないそうです。

さてその猿田毘古(サルタビコ)神が、阿耶訶(あざか)にいた時、
漁をしていて、ひらぶ貝にその手を挟まれ、そのまま海水に沈み溺れた。

海の底に沈んでいる時の名前は、底どく御魂といい、
その海水が泡粒となって上がるときの名前は、つぶたつ御魂といい、
その泡が裂けるときの名は、あわさく御魂という。

・おっちょこちょいな神様です。貝に手を挟まれて溺れてしまいました。
結婚してたった数行で、亡くなる時の描写があることに驚きます。

さて、天宇受売(アメノウズメ)命は、猿田毘古(サルタビコ)神を送って帰って来て、
ただちに大小のあらゆる魚類を追い集めて、
「お前たちは、天つ神の御子の御膳(ミケ)として御仕え申し上げるか」と聞いた。
多くの魚がみな「御仕え申しましょう」と申し上げた中で、海鼠(なまこ)だけは答えなかった。
そこで天宇受売(アメノウズメ)命が海鼠に向かって「この口は答えない口か」と言って、紐小刀でその口を裂いた。
だから今でもナマコの口は裂けているのだ。

・結構気性が激しいアメノウズメ命。
・ナマコは昔から食されていたようですね。
昔話にはよく「だから○○は■■なのだ」という文が出てきます。この昔話的由縁句が私はわりと好きです。

※古事記の現代語訳と銘打ってはいますが、『古事記』は様々な解釈・考察がなされている作品です。このブログでご紹介するお話はあくまでも一説でございます。


posted by 香取神社 at 00:00| 日本の神話 ―古事記編― | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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