先週5日に関東・甲信地方の梅雨入りも発表され、
日によっては晴れ間が見られながらも、じめじめとした日々が続いております。
さて、四季を通して雨が多く、それによる弊害も多い日本。
一方、その湿潤さは農耕稲作の文化には欠かせないものでもあります。
新潟佐渡地方では、田植えに必要な雨であるとして
梅雨を「田植えさずい」と言い表すこともあるそうです。
このように、雨の「恵み」の部分を取り上げた言葉は
日本各地、様々な形で伝えられています。
また神道はそんな農耕稲作の文化のもと、
春には豊作を、夏には風雨の害が少ないことを祈り、
秋には収穫を感謝する祭りを執り行ってきました。
蒸し暑さに辟易してしまうこの時期、雨天に負けず
「恵みの雨」を楽しむ気持ちも必要かもしれませんね!
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